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犬の歯について
<歯の本数と役割>
人間(成人)の歯は32本ですが、犬の歯は全部で何本あるでしょうか?
答えは人間より10本多い合計42本です。

※私の下手な絵については突っ込まない方向でお願いします(笑)
●切歯  (上:左右3本ずつ、 下:左右3本ずつ 合計12本):噛み切る
●犬歯  (上:左右1本ずつ、 下:左右1本ずつ 合計4本):獲物を捕らえて引き裂く
●前臼歯 (上:左右4本ずつ、 下:左右4本ずつ 合計16本):噛み切ったり噛み砕いたりする
●後臼歯 (上:左右2本ずつ、 下:左右3本ずつ 合計10本):噛み砕く

黄色く塗っている第4前臼歯が文太が欠けて抜歯した部位で、歯が欠けるのはこの部位か犬歯がほとんどだそうです。第4前臼歯は大きくて歯根も3つに分かれているため、抜歯の際には一度で抜くことができず、歯をドリルで割ってから何度かに分けて取り除くそうです。文太の抜歯後の歯をいただいたのですが、恐ろしいぐらいに割れていました。

犬がものを噛む力は人間の数十倍も強いといわれています。ほとんどの犬種は歯がぴったりと噛み合わさっているのですが、フレンチブルドッグは「反対咬合(アンダーバイト)」と呼ばれ、上顎より下顎の方が出ています。そして、歯並びが悪い子が多いそうです。文太もびっくりするぐらい歯並びがガタガタで、しかも下顎が上顎より1センチぐらい出ています。(つまり、かなりのしゃくれです。)

<歯の構造>


●エナメル質
歯の表面を覆っており、歯の中で一番硬い。一度欠けたり虫歯で穴が開いたりすると元には戻らない。このエナメル質の厚みが犬の場合は人間の5分の1ほどしかない。

●象牙質
エナメル質の次に硬くて、歯の中心となっている。

●歯髄
いわゆる「神経」と呼んでいるところ。血管やリンパ管、神経線維などが集まった場所で、ここから歯に栄養が送られる。

●歯肉
歯ぐきのこと。歯石がたまって歯周病になると、炎症を起こしたり歯と歯ぐきの間にポケットができてくる。

●歯槽骨
歯が埋め込まれる土台となるあごの骨。歯周病が悪化してくると歯槽骨が溶けて膿がたまり歯がグラグラするようになって最終的には抜けてしまう。

●セメント質
歯根部分の象牙質を覆っている硬い膜。


<歯の生え変わり>
乳歯は生後だいたい3週間ぐらいに生え始めて生後2ヶ月ぐらいには生え揃います。乳歯は合計28本で、上顎、下顎とも切歯左右各3本、 犬歯左右各1本、前臼歯左右各3本ずつです。それらの乳歯は生後3ヶ月ぐらいには切歯(前歯)から抜け始め、だいたい6ヶ月ぐらいまでに永久歯と生え変わります。

ちょうど3ヶ月ぐらいの頃から甘噛みがひどくなるのは、歯の生え変わりで歯がかゆいからということも大いに関係しています。このときに人間の手を噛ませるのではなく、ロープなどの噛んでもいいおもちゃを与えてあげましょう。

*参考資料*
●愛玩動物飼養管理士教本
●「からだのしくみ大全」 永岡書店
●「ペットの病気大百科」 歯、歯周病のページ
(フレンチブルドッグ文太部長のロハスな毎日 2008年4月19日の記事より加筆修正)