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ワクチンについて
2003年に米国動物病院協会(AAHA)が「推奨するワクチンはジステンパー、パルボ、伝染性肝炎の3種を含んだ計5種類で、接種間隔は生後6週令から14週までは3〜4週間、大人になってからは3年毎でよい」とするガイドラインが発表され、過剰なワクチンに警鐘を鳴らしています。

日本ではワクチンのメーカーが1年に一度を推奨しているので、ほとんどの動物病院では一年に一度の接種を実施しているというのが現状のようです。 最近ではまだまだ少数派ではあるものの『3年に一度』を推奨されている獣医さんも増えてきているようです。

ワクチン接種は賛否両論で、私の中でもいろんな葛藤があるのですが、かかりつけの病院がどこも1年に1回を推奨していることもあり、メリット・デメリットを考え総合的に判断して、とりあえず今のところは1年に1回接種させています。

病気を予防するためとはいえ、異物を体の中に無理やり入れるのですから(そしてそれに対抗するための「抗体」を作るのがワクチンの目的です)接種に際しては注意が必要です。

●過去に副作用が出たときは要注意
過去に混合ワクチン接種後に、顔が腫れる、発熱、食欲低下、元気がない、などの副作用があった場合は、必ず接種前に獣医さんに相談しましょう。

●体調のよいときにする
当日下痢や嘔吐、元気がない、食欲不振などいつもと違うことがあれば迷わず日にちをずらし、必ず体調のよいときに打つようにしましょう。

●狂犬病ワクチンと混合ワクチンを同時にしない
体にかかる負担を少しでも軽減するために、狂犬病ワクチンと混合ワクチンは同時にせず、時期をずらして接種するようにしましょう。

●午前中できるだけ早い時間に接種する
万が一副作用などの異変が起こった場合に夜だと病院が開いてないこともあるので、午前中に接種して一日様子を見られるように、午前中のできるだけ早い時間に接種してもらいましょう。
過去に副作用が出たことのある場合は、あらかじめ獣医さんにその旨を伝えてワクチンの種類と量は獣医さんとしてください。

●何か少しでも様子がおかしかったら病院へ
帰宅してからも様子を観察して発熱や嘔吐、下痢、顔の腫れなど何か少しでもいつもと違うことがあれば即病院で見てもらいましょう。極まれにアナフィラキシーショックといって命にかかわる急激なショック症状を起こすこともあります。

●当日の運動は控えめに
当日の散歩や遊びなどは控えめに、また接種後2〜3日は激しい運動やシャンプー、旅行などはやめましょう。

●消化のよい食餌を
体内に入ったワクチンは肝臓で解毒されますので、ワクチン接種後は肝臓がフル活動しています。食餌で摂ったたんぱく質や脂質、糖質を分解・合成するのも肝臓の仕事なので、肝臓に負担がかかりすぎないようできるだけ高タンパクの食餌は避けて消化のよいものを与えるようにしましょう。

●接種後2週間ぐらいは他の犬との接触は控えめに
ワクチン接種してから免疫抗体ができるまで約2週間かかります。抗体ができないと病気の予防もできませんので、その間はできるだけ他の犬との接触は控えるようにしましょう。

●ワクチンの種類
 1.犬ジステンパー(
 2.犬パルボウイルス(
 3.犬伝染性肝炎(
 4.犬アデノウイルス2型感染症
 5.犬パラインフルエンザ
 6.犬コロナウイルス感染症
 7.レプトスピラ感染症 − 黄疸出血型
 8.    〃     − カニコーラ型
 9.    〃     − ヘブドマディス型

 の3種類はコアワクチンと呼ばれ特に重要で、感染すると命に関わることが多いのですべての犬に接種することが推奨されています。

いずれにしても、年一回のワクチン接種も『完璧』ではありません。免疫力が弱っていれば感染、発症する可能性はありますので、ワクチン接種をする・しない、どちらにしても普段から免疫力を高めておくことが一番重要だと考えています。
(フレンチブルドッグ文太部長のロハスな毎日 2008年8月29日の記事より加筆修正)