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2004年9月4日、文太が家族の一員になりました。
文太が来てから自分の生活が大きく変りました。

それまでの私は『自分の時間』というものをとても大切にしていました。
でも、今は毎日の散歩や遊び、手入れの時間などで
貴重な『自分だけの時間』が随分削られています。

文太が来てからそれまで大好きだった海外旅行もできなくなりました。
行こうと思えば誰かに世話を頼んで行けないこともないと思うのですが、
文太のことが心配で昔みたいに心から楽しめないと思うので
行けなくなりました。

休日に映画を観にいったり、友達と遊んだり、
夜ごはんを食べに行ったりする回数が激減しました。
古い友人とは疎遠になりがちです。

それまで自分のために使っていた洋服、靴、アクセサリーなどのお金が、
文太のワクチン代、フィラリアの薬などの医療費、保険代、
ごはん代に消えるようになりました。

必要最低限のお金だけでもこれまで多分何十万というお金を
文太につぎこんできました。

自分の欲しいものは我慢しても。


スカートをはかなくなりました。
ヒールの靴も買わなくなりました。
自分のためのおしゃれはほとんどしなくなりました。
ほとんど毎日Tシャツとジーパンとスニーカー。
いつでも汚れてもいい汚い格好です。

どれだけキレイにしているつもりでも、家の中はいつでも毛だらけです。
自分ではあまり気づかないけど、家の中は犬のニオイもしていると思います。


仔犬の頃は天使の顔をした怪獣でした。
トイレじゃないところにあちこちオシッコやウンチをしたり、
ヒマをもてあましちゃー手や足に噛み付いてきたり、
人間様の靴や服をおもちゃにしたり、
そうかと思えば突然家の中でひとり運動会が始まったり。

「無駄吠えが少ない」と言われているフレンチブルドッグですが、
仔犬の頃はひとりにされると体中の力を振り絞って、
近所中に聞こえそうな声でギャンギャン鳴いていました。


はじめの1年は「癒してくれる存在」などではありませんでした。

犬一年生と飼い主一年生。

お互い意思疎通のできないことにもがき苦しみ、
毎日不安で、イライラして、焦って、八つ当たりして、
小さなことに一喜一憂して、泣いて、怒って、自己嫌悪に陥って・・・
そんな日々のくり返しでした。


今でも時間やお金など、文太がくる前までの『自分の生活』のいろんな部分で
文太のために犠牲にしていることがたくさんたくさんあります。
毎日の散歩だって正直面倒くさいです。


これから先、元気で長生きしてくれたとしても最後は介護生活になります。
目が見えなくなって耳も聞こえなくなって
自分の足で立てなくなる日がくるかもしれません。

若い頃には想像も出来なかったような姿になって
寝たきりになって糞尿を垂れ流したり、
夜中に突然鳴き出したり徘徊したりする日が来ても、
目を背けず最後のお別れのその瞬間まで世話をしなければいけません。



それが、「犬を飼う」ということです。



犬は決して「かわいい」だけではないのです。
いいことばかりではありません。
大変なこともつらいこともあれば
自分の生活を犠牲にしなければならないこともあります。

自分の「自由」を少しでも奪われたくない人には犬は飼えないし、
飼っちゃいけないし、飼わないでほしいと思います。

都合のいいときにだけ可愛がりたい人は
どうぞロボット犬を買ってかわいがってください。

これから犬を飼いたいと思う人は、目先のかわいらしさだけにとらわれず、
犬を飼うことの「現実」を知ってください。

犬を飼うことに少しでも不安や迷いがあるのなら
「飼わない勇気」を持ってください。

10数年先の自分の生活まで考え、
それ相当の「覚悟」を決めて犬を飼ってください。



そして、一度迎え入れたら
どうかお願いですから一生かわいがってあげてください。

一度でも一緒に暮らした「家族」を絶対に見捨てないでください。
犬と一緒に暮らしていくことを簡単にあきらめないでください。

犬を飼うというのは、こんなに大変なことなのです。


それでもあなたは本当に犬を飼いたいですか?



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(フレンチブルドッグ文太部長のロハスな毎日 2008年9月4日の記事より加筆修正)