ドッグフェイム 文太との生活も、始めから順風満帆だったわけではありません。
犬一年生と飼い主一年生の、苦労と闘いの波乱万丈な日々の話。
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フレンチブルドッグについて
本格的にフレンチブルドッグを飼うことを考え始め、ネットや本でフレンチについて調べました。たとえどんなに見た目がかわいいからと思っても、例えば「毎日一日3時間の運動量が必要」とか、「しつけにはプロの訓練が必要」とかいう犬種なら、私には飼う自信がないからです。

実際に飼うとなると、その子の一生に責任を負うことになるので、ただ「かわいいから!」とか「一緒に暮らしたい!」だけで気軽に飼うわけにはいきません。動物はモノではありません。人間のおもちゃではありません。感情を持った生き物です。人間の都合のいいときだけかわいがる、というわけにはいかないのです。ペットとなる動物は自分で飼い主を選ぶことはできません。自分自身の生き方でさえ、自分で選ぶことはできません。有無を言わせず自分の一生を飼い主となる人間に託すことになるのです。

だから、『ひとつの尊い命』を預かる人間は「ペットに癒されて幸せな時間を手に入れる」と同時に金銭的にも時間的にもそれなりの犠牲と覚悟も必要なのです。どんな動物であれ、ちゃんと育てられる環境と何があっても最期まで自分がすべて責任を持つ、という自信と覚悟と愛情がなければ命あるものを飼うべきではないと思っています。

そういうわけで、家族として迎える前に、真剣にフレンチについて調べてみました。

● 「明るくて活発、無駄吠えもほとんどなし。温和で人好き。頑固なとこもあるが飼い主さんのことが大好きの甘えん坊。」
ん〜。ますます魅力的。

● 「ボールを追いかけたり、おもちゃをガジガジしたり振り回したりする遊びが大好きだけど、運動欲求が強い犬種ではないので、長時間の散歩の必要はなし。頭がいいのでしつけもすぐに覚える。」
へ〜。そうなんや。そりゃ楽チンやな♪
(と、本に書いてあることを簡単に信じた私。後々地獄を見ることなろうとは、このときは知る由もありませんでした・・・)

● 「体臭もなく短毛なのでお手入れが楽。顔のしわの手入れを忘れずに。暑さに非常に弱いので温度管理に注意」
しわの手入れと温度管理ね。うん。これなら私にも大丈夫そう!

その他にも、実際にフレンチを飼っていらっしゃる方のホームページもたくさん拝見しました。(当時は今ほどブログは多くありませんでしたが。)こうしていろいろ調べていくうちにもどんどんフレンチブルドッグに惹かれていき、自分でもちゃんと責任を持って面倒を見られそうだという自信もついて、ようやくフレンチブルドッグを飼う、という決意を固めました。

それから、フレンチブルドッグのしつけや育て方の本を4冊も買いこんで早くも脳内飼育が始まりました。犬を飼うのは初めてではないとはいえ、純血種を飼うのは初めてですし、以前飼っていた時は私が主に面倒を見ていたわけではないし、良くも悪くも昔の飼い方でした。ですから、仔犬を迎える前にしつけの仕方を頭に入れておこうと思ったのです。それと、実際に飼える時が来るまで、犬がいる生活を想像してにやにやしていたりして、早くも幸せな気持ちになっていました。

実際に飼ってみるとその魅力は想像以上のものでした。「飼うとハマる」といわれる意味がよくわかります。文太は良くも悪くも「犬」ではないという感じがいつもしています。溺愛のあまり擬人化している、ということではなく、なんか別の生物というか、生き物図鑑で言うと「犬」のページではなく、別冊に「フレンチブルドッグ」という項目のページがあってもおかしくないような・・・。

おならは臭いし、いびきはうるさいし、時々びっくりするぐらいおっさん臭い時もあるし。そのくせものすごく甘えん坊でいつも体のどこかをぴったりくっつけてきたり、私の行くところへどこでもついてきたり。かまってもらえないとすぐにスネたり。

どの犬もそうだと思いますが、フレンチブルドッグは尻尾がない分、本当に表情が豊かです。その表情を見ているだけで何を考えているのか、どんな気分なのかがすぐにわかります。嬉しいときは目が輝いて体中で嬉しさを表現します。悲しいときは涙でも流しそうな表情でしょんぼりします。フレンチブルドッグは特に飼い主依存度が高い犬種だと思います。たっぷり愛情を注いであげると、それを倍にして返してくれると思います。そういうところがもうかわいくて愛しくてしょうがありません。

今は私の言うこともよく聞いてくれるようになり、本当に文太がいてくれて良かった、と心から感謝しています。でも、仔犬時代はそれはそれはたいへんでした。しつけの苦労はある程度覚悟していたつもりでしたが、本に書いてあることをそのまま鵜呑みにした自分の愚かさを恨み、自分の考えの甘さを痛感する日々が続いたのです。
(フレンチブルドッグ文太部長のロハスな毎日 2006年2月26日の記事より加筆修正)