文太のお気楽ライフとドッグフェイム情報 last update 2013/06/24 14:56
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薬の是非

9月18日 月曜日

先週までは何とか薬を使わず考えられる原因を挙げてそれを取り除き、他にもいろんな対処法を考えて実行してみたけどなかなか効果は現れなかった、という話をしました。今日はその続きを・・・と思っていたのですが、その前に皮膚病のことから話は逸れますが薬の是非についての話をしたいと思います。

その前に。これからいろんな病気の話や体のしくみについて書いていきたいと思いますが、何度かいただいたコメントの返事中でも書いていますが、私はもともと根っからの文系人間で生物・化学の知識は『皆無』と言っていいほどです。学生時代から私の脳みそはどうしても理系の話題は目に入ることすら拒否する体質でして・・・。なので多分皆さんが普通にご存知の言葉も本当の意味はわかっていないことばかりでしたので、そこから調べるということをしていきました。アレルギーのことを調べていくうちにどうしてもその辺の根本的なことを知る必要があると考え、分からないことは調べて書き出していくということをしましたので(そのためどんどん深みにハマってるのですが・・・)、その辺の知識に明るい方にとっては非常に低レベルな話になるかと思います。でも、犬も人間も「病気にならない体」を作るためには体のしくみを知っておくことは決して損なことではないと思いますので、少しでも何かのお役にたてればと私が調べたことを少しずつ書いていきたいと思います。専門的な話ではなく、理系の話を拒絶する私の脳みそでもわかるようにできるだけ簡単な表現で書きますので、私の自己満足なレポートになってしまうかもしれませんが、興味のある方は是非読んでみてください。

突然ですが。薬嫌いな私なのですが、実は一番薬の恩恵を受けた者でもあるのです。私は幼い頃は体が弱くて病気がちで、5歳のときに風邪で病院に行った際に腎炎と診断され、即入院をすることになりました。もちろん当時は子供だったので、どこがどう悪かったのかどんな治療をしたのかよく知らないのですが、1ヶ月ほど入院して、毎日点滴を受けていたことを覚えています。退院してからも毎日薬を飲み、小学校にあがるまでは激しい運動を一切禁止され、自転車も乗ってはいけない、プールにも入ってはいけない、という安静第一の生活を強いられていました。本人には自覚症状は全くなく元気だったので、「私もプールに入りたいな〜。自転車乗りたいな〜。」と他の子たちを羨ましく思っていたことを覚えています。

小学校に入ってからはプールも自転車も許可されたのですが、小学校の低学年ぐらいまでは相変わらず定期的に通院し、毎日薬を飲んでいました。そのおかげですっかり完治し、小学校の高学年になると両親が「小さいときの心配は一体何やってん・・・」と言うぐらい元気になりました。私の病気が治ったのは、もちろん両親が献身的に世話をしてくれたことも大きいと思いますが、やはり薬のおかげだと思います。薬で治る病気ももちろん多いのです。ただ、子供の時に毎日ずっと薬を飲んできたからか、大人になってからは薬嫌いになり、できるだけ薬に頼らずに健康でいたいと思うようになったのです。

もうひとつ、私が薬にあまり頼りたくないひとつとして風邪薬の例があります。風邪薬というのは「風邪を治す薬ではない」ということをご存知でしょうか。もし風邪薬がお手元にあれば効能のところを見てみてください。『風邪の諸症状(頭痛、発熱・・・)』と書かれている一番後ろに『・・・の緩和』と書いてありますよね。あくまでも風邪薬というのは「風邪の症状を抑える薬」であって、「風邪を治す薬」ではないのです。

では、なぜ風邪を治す薬ができないのでしょうか。風邪の原因は細菌性のものもありますがほとんどがウイルスによるものだそうです。(「細菌」と「ウイルス」の違いはこちら)そして、そのウイルスというのはなんと200種類以上もあると言われています。今の医療技術から言うと、それぞれのウイルスを退治する薬を開発することは可能かもしれません。ですが、200種類以上の薬を開発するのは現実問題(営利目的で考えても)非効率的ですし、風邪をひいた人がどのウイルスかを調べてそれにあった薬を・・・なんて悠長なことをしてる間に治ってしもたわい!ということも充分にありえるので実用化されないのです。

そもそも風邪をひくというのはどういうことでしょう?風邪というのは忙しくて疲れていたり、寝不足だったり、ストレスがたまっていたりして体力や免疫力が落ちているときにかかりやすいですよね。(免疫力はどんな病気にもとてもとても大事なので、いずれまた改めて詳しく書きたいと思いますが、簡単に言うと「なんか変なもんが入ってきよった!こらーっ!出て行けー!」という、体が自分自身を守る働きのことです。)風邪の症状を考えてみると、くしゃみ、鼻水、咳、痰、発熱、頭痛、関節痛などがあります。体力のあるときはウイルスが体内に入る前にやっつけることができるのですが、免疫力が落ちていると体内にウイルスが入ってしまいます。

そこで、まずは小手調べに衛兵隊くしゃみ、鼻水の出番です!どうにかして体の細胞に入ってしまう前に体外に出そうとして鼻から入ったものにはくしゃみとともに強制的に追い出し、乾燥好きなウイルスを鼻水で水攻めにし、口から入ったものは咳として排出し、咳でも排除できなかったものは痰にからめて出そうとするのです。それでも、ウイルス軍団はなかなか手ごわい敵です。なんとかして弱っている体の中に入り込み、人様の体の細胞を借りて体の中にウイルス帝国を築こうとします。なんとしてでもウイルスの増殖だけは防がなくてはいけません。ウイルスに体を乗っ取られてはいけません!本陣まで攻められるといよいよ大将の出番です。熱に弱いウイルスを灼熱地獄の刑にするのです。(ウイルスは35度から36度というぬる〜い温度が大好きで、38.5度以上になると死滅します。)このように、風邪の症状というのはウイルスに侵された「結果」ではなく、体が頑張って一生懸命ウイルスと戦ってやっつけようとしている状態なのです。

そうやって体が頑張って抵抗しているのに風邪薬を飲んだらどうなるのでしょう?くしゃみ、鼻水、咳、痰を止めることは「ウイルス様、どうぞ体の中にいらっしゃいませ。」と言うことになり、熱を抑えると「ウイルス様、快適な温度に調節致しましたので、どうぞ思う存分子分たちを増やしてくださいませ。」ということになるのです。

では、風邪に一番効く薬はなんでしょうか?初めの方でも言いましたが、免疫力がしっかりしているとウイルスを端から寄せ付けませんので、そもそも普段から免疫力をつけておくことはとても大事ですね。でも、忙しくてなかなかそうも言ってられないのが現代人です。入ってしまったウイルスをやっつけるのも「体力、免疫力」です。一番の薬は風邪に対する抵抗力をつけること。それは何かと言うと、やはり充分な睡眠と栄養のある食べ物です。風邪は引き始めが肝心、と言いますがその通りです。ただし、「早めの風邪薬」ではなく、ヤバイと思ったらとにかく栄養のあるものを食べてしっかり寝ることです。風邪薬よりも栄養ドリンクの方が効くと思います。(ただし、よく眠るためにカフェインの入っていないものの方がいいと思います。)自慢ですが、(自慢かよ!)私はこの方法でここ数年風邪で寝込んだことはありません。とは言え、もともとあまり体力に自信がある方ではないので、寝不足になったりすると風邪に限らず何やかんやと具合が悪くなることが多いので、普段からよく寝るようにしています。(友達にはよく「寝すぎや!」と言われるのですが・・・。)

風邪薬で症状を抑え付けるだけで肝心の栄養や休息を摂らずに体力をつけないでいると、今度は弱った体に細菌が蔓延して肺炎など命に関わる合併症を引き起こす可能性もあります。「風邪は万病の元」と言われる所以ですね。風邪薬はどうしても仕事が忙しくて寝ていられない、大事な会議があるので熱があってぼーっとしては困る、というときに一時的に症状を抑えるだけに留めた方がいいですね。

文太の話に戻りますが、上記のような知識があったので(いや、実は随分前にテレビで見て知ったのですが。)「薬ってどうなのよ?」という疑問が私の中にずーっとあったわけです。薬に対する他の知識が全くないので余計に「どんな効能・作用があるかもわからないものをむやみに使いたくない」と思っていました。風邪薬のように逆効果になるものなら意味ないどころかかえって害だし、と。そこで、次に疑問に思ったのはアレルギーの薬と一緒に処方された抗生物質です。「抗生物質って何なのよ?アレルギーの薬とどう違うのよ?」ということです。

「抗生物質」って、よく耳にしますし医者に行くとよくもらう薬ですよね。何かと言うと「抗生物質だしておきます。」ってことは皆さん経験されていることだと思います。何故そんなにいろんな症状に効くのでしょうか?抗生物質はどんな働きをするのでしょうか?体に害はないのでしょうか?それを調べてみました。・・・が、これまた話が長くなるので続きは来週!



抗生物質とは?

9月23日 土曜日

今日は抗生物質のお話です。またまた長くなっちゃってすいません・・・。

<抗生物質の歴史>

抗生物質とは、簡単に言うと細菌が増殖するのを抑えたり、細菌を殺したりする薬です。(ウイルスには全く効果はありません。)そして、その正体は「微生物」です。今から約80年前、1929年にイギリス人の細菌学者のフレミング博士が偶然発見したのが始まりです。フレミング博士は当時病原菌のひとつであるブドウ球菌を増やす研究をしていました。そこに、ある一画だけ菌が増えていないところを見つけたので何故そこだけ増えていないのかを観察したところ、そこの部分にはアオカビが生えていることがわかりました。それをきっかけにアオカビにはブドウ球菌を増殖させない成分があることを発見したのです。それから研究が進み、アオカビから世界初の抗生物質であるペニシリンが作られるようになりました。さらに研究がすすみ、現在ではいろんな菌に対抗できる抗生物質ができたのです。そして、いろんな抗生物質によりそれまでは不治の病とされていた伝染病の脅威から逃れることができ、平均寿命が飛躍的に延びたと言います。

<抗生物質の働き>

では、抗生物質は人体及び動物の体には害がないのでしょうか?答えは「動物の体にはほとんど害はない」です。もちろん、体質によっては抗生物質自体にアレルギー反応を起こす場合もありますが、抗生物質は動物の体を傷つけることなく体に入った細菌だけを殺すことができます。

何故そんなことが可能なのでしょうか?それは動物と細菌の細胞の違いによるものです。動物の細胞と細菌の細胞の違いは何かというと、「細胞壁」があるかないかです。(はい、ここで「細胞壁」という言葉に拒絶感を覚えた人、安心してください。私と同じですから・笑。)まぁ、要するに何かというと細胞という「家」があって家の周りに細胞壁という「塀」があるかないかの違いだと思ってください。細菌一族の邸宅は頑丈な塀で覆われています。なぜかというと、細菌一族の家は「砂のお城」なので、とてももろくて塀がないと風雨にさらされて崩れてしまうのです。それにひきかえブヒ一族の邸宅はとても頑丈なレンガ作りの家なので塀がなくても平気なのです。

で、抗生さんの仕事はというと「塀壊し(細菌を殺すこと)」及び「塀作りの邪魔をする(細菌の増殖を防ぐ)こと」なのです。家は壊さず塀だけを狙って壊します。また、塀を作ろうとしているのを阻害し、結果的に細菌一族が家を建てることを邪魔するのです。それはそれは見事な匠の技です。塀があるお家は細菌一族だけなので、必然的に標的は細菌一族のみとなり、塀を壊された細菌一族は結果的に家まで総崩れ、塀を作って新しい家を建てることも邪魔されますので、住むところがなくなって死んでしまうのです。ブヒ一族は家を壊されることもないので、被害はゼロで悠々自適の生活が送れるというわけです。抗生物質の働きをわかりやすく説明するとこんな感じです。

<細菌の反撃>

なるほど、素晴らしい効果ですね〜。でも、この話はこれだけでは終わらないのです。第2章、「細菌一族の反撃」の始まりです。細菌一族もなかなかタフなのです。一族の生き残りをかけて反撃に出ます。家をことごとく壊された細菌一族ですが、奇跡的に家全壊を免れた一家がおりました。そこで、生き残り組みは「壊されなかった塀」をお手本に再起をかけて復活しました。前回建てた塀よりもより頑丈なものです。そこへまたまた抗生さんがお仕事にやってきました。前回と同じ塀壊しドリルを使いますが、進化した細菌一族の塀は壊れません。「むむっ。おぬしもなかなかやるなっ。」と抗生さんが取り出したのが前回よりパワーアップした「ニュー・ドリル」です。またまた細菌一族は自滅・・・でもまた生き残りがおり、さらに「象がのっても壊れない物置」並みの塀を作ります。が、抗生さんも負けてはおられません。「ニュー・ドリル・スーパー」で対抗し、見事に塀を壊します。さすがに匠の技です。でも、細菌一族も負けてはおりません、更に頑丈な塀を・・・そして抗生さんは更に強力なダイナマイトを使用し・・・今度は細菌一族が・・・・・

戦いはお互いパワーアップし、エンドレスで続くのです。まるで「ドラゴンボール」が初めは天下一武道会という純粋に武道の技を競う大会だったのに、勝っていくにしたがってどんどん強い敵が現れて「ドラゴンボールZ」になってしまいにはスーパーサイヤ人だの(もうそこまでくるとおばちゃんの私はよく知りませんが・・・)天下一武道会の頃とは比べ物にならないぐらいものすごい対決になっているようなもんです。

抗生さんと細菌一族の戦い、どちらが勝つと思いますか?現段階では細菌一族の勝利です。今のところ抗生さんのどんな技や武器を持ってしても壊すことのできない「塀」をもった細菌一族が存在するのです。(「耐性菌」と言います。)最近、院内感染などで問題になっている「MRSA(メシチリン耐性黄色ブドウ球菌=メシチリンという強力な抗生剤でも効かないブドウ球菌)」などが代表的なものです。そのうちそれに対抗する抗生剤が開発される日もいずれ来るでしょう。でも、今度はそれを勝る細菌が現れ・・・細菌対抗生剤の戦いはエンドレスなのです。どんな強力な抗生剤を作っても、細菌はそれに対抗して進化し続けるのです。

<抗生物質使用の注意点>

ここまで話したところで、抗生物質の使用の問題点をお気づきいただけましたでしょうか。先に述べたように抗生物質を一度や二度使用すること自体は動物の体にはさほど問題はありません。(抗生剤自体にアレルギー反応を起こす場合を除きますが。)でも、抗生物質を多用することは体内にどんな抗生剤も効かないスーパーサイヤ人的な細菌を作ってしまうことになるのです。そうなると敵のいなくなった細菌はどんどん数を増やし体の中に帝国を作ってしまい、ついには命に関わるようなことになってしまうのです。

もうひとつ、抗生物質を使用することにより副作用の心配も皆無ではありません。副作用といってもいろいろですが、一番多いのが下痢だそうです。なぜ抗生物質を飲むと下痢になるのでしょう?

動物の体内にもいろんな細菌が存在し、それぞれうまくバランスを保って体の調子を整えています。腸内にも善玉菌という「細菌」がいます。善玉菌は食べ物の消化・吸収を促進したり免疫力を強化したりする重要な役割をしているのですが、抗生剤により病原菌だけではなくその善玉菌である「細菌」までも殺してしまうのです。そのため腸内環境が悪くなり、抵抗力が弱まって下痢などを引き起こしてしまうのです。その他、抗生剤の種類によっては血液を造る細胞に悪影響を及ぼすものもあります。

抗生物質は正しく使用すれば、病原菌をうまく殺してくれる素晴らしい薬です。しかし、先に述べたように多用しすぎると効かなくなる可能性があります。予防目的などで頻繁に使用することは避けて、本当に必要なときにだけ使用するようにしたい薬ですね。

もうひとつ注意点として、病院で処方された分量は必ず飲みきって、完全に病原菌である細菌を全滅させることが挙げられます。症状が治まったからと言って勝手に自己判断で処方をやめてしまうと、生き残りの細菌が再起をかけて反撃に出て猛威を振るうようになり、同じ抗生剤では効かなくなってしまうからです。

<私の所感>

抗生物質ってドラえもんみたいやな〜、と思いました。いわずと知れた国民的アイドル、いや今や世界中で大人気のドラえもん。子供のときは私もどれだけドラえもんがいてくれたらな〜と思ったことでしょう。(今でも『どこでもドア』は欲しいと思いますが。)でも、大人になってから大人の目線でドラえもんを見ると「ちょっと待てよ?それでいいのか、ドラえもん?」と思ったことはありませんか。

のび太君が困ったことがあるたびにドラえもんは様々な道具を出してのび太君を助けます。そのときは問題が解決して「よかった、よかった〜♪」ということになるのですが、のび太君は何かあれば「ドラえもんにお願いすればいいや〜。」と常に他力本願でなにひとつ自分で問題を解決していないのです。一度や二度ならいいのですが、毎度毎度のことになると自力で問題を解決できない人間になりドラえもんがいないと生きていけないということになります。国民的アイドルにけちをつけるのは気が引けますが、ドラえもんのしていることは結局はのび太君のためにはなっていないと思うのです。

同じように、本当に困ったときには抗生物質は大変心強い味方ですが、一度抗生物質で症状を抑えたら今度はそもそも病原菌をはびこらせない丈夫な体を作ることがやはり一番大事だと思います。



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