文太のお気楽ライフとドッグフェイム情報 last update 2013/06/24 14:39
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盲導犬について

11月1日 水曜日

先日、近所の小学校で盲導犬訓練所より講師の先生と盲導犬をお招きしての「盲導犬の講演と体験学習」という行事がありました。これは、小学校の人権学習の一貫としての行事のひとつだそうで、私は部外者なのですが人権学習部長をされているノンタンママさんのご好意により特別に参加させていただきました。盲導犬についてはある程度知っているつもりでいましたが、結構知らないこともたくさんあり、すごく勉強になりました。その中から私が知らなかったこと、誤解していたことを主にお話してみたいと思います。

爪の垢でも煎じて文太に飲ませてやりたいよ。 本日の主役の登場です。

現在盲導犬になる訓練中のラブラドール・レトリーバーの【クロッシュ】ちゃん。候補生とは言え、素晴らしく終始おりこうさんでした。

<盲導犬に向く性格>

盲導犬と言えばラブラドールを思い浮かべることが多いですが、やはり盲導犬として現在活躍しているのはラブラドールが一番多いそうです。その次はゴールデン・レトリーバーです。当たり前のことですが、全てのラブラドールやゴールデンが盲導犬になれるわけではなく、盲導犬に向く性格というのがあります。それは、大人しくできること、どこにいても物事に動じずリラックスでき、じーっとすることをストレスに感じない犬というのがそれに当たります。

盲導犬というと、いつでもじーっとできるように訓練されていて本当にえらいなぁと今まで思っていたのですが、実は訓練によりおとなしくさせているわけではなく、元々大人しくて優しい性格の犬が盲導犬となるそうです。そんな犬を仔犬のうちからどうやって見分けるかというと、そういう性格の父犬、母犬の子供が候補となるそうです。

「盲導犬は自由がなくて可哀相」と思う方も多いそうですが、実はそうではなく、いつでも大好きなユーザーさんとお出かけができて、たくさんたくさん褒めてもらえる盲導犬はとても幸せだとおっしゃっていました。実際、ラブラドールぐらいの大きさの犬の平均寿命は12歳ぐらいだそうですが、盲導犬の平均寿命はそれより長く、13歳ぐらいだそうです。

講師の先生と盲導犬候補生【クロッシュ】ちゃん お話中もずっと伏せのまま。

<盲導犬の仕事>

もうひとつ、講師の方もおっしゃっていましたが、私が今まで誤解していたことがありました。それは「盲導犬は信号がわかってえらいな〜。」ということです。いくら賢い盲導犬とはいえ犬ですから実際は信号の判別なんてできないそうです。ではどうやって信号を判別しているかというと、ユーザーさんが青と判断すると「GO」の指示を出しているそうです。では、目の不自由な方がどうやって信号が青かどうかの判断をするかというと、車の音、流れなどで判断されているそうです。盲導犬はユーザーさんから「GO」の指示が出れば前に進むのですが、たとえ「GO」の指示があっても目の前に車があればユーザーさんの前に踏ん張って進みません。

その他、階段の手前では必ずいったん止まって「ここから階段が始まるよ」「ここで階段が終わりだよ」と教えたり、左端を歩くことにより曲がり角を教えてくれたり、進路方向に障害物があればよけるように誘導したりする働きをします。

ここから階段ですよ〜。 階段の前ではいったん停止。

こっちですよ〜。 障害物はよけて通ります。

<盲導犬に出会ったら?>

ご存知の方も多いと思いますが、盲導犬を連れている方がいても犬には声をかけたりなでたりすることは厳禁です。盲導犬は人間が大好きです。声をかけたりなでられたりすると喜んでそちらに注目してしまい、注意散漫になって仕事を忘れて遊んでしまわないとも限らないからです。盲導犬をじっと見ることもダメだそうです。犬には知らんぷりをしなければならないそうです。(犬好きにとってはつらいことなのですが・・・。)

では、盲導犬を連れている方とすれ違っても全く無視をすればいいのかというとそうではなく、見かけたら一番にすることは、ユーザーさんに注目して困っていることはないか、気をつけてみてあげることだそうです。そして、もちろん困っていそうであれば声をかけてあげること。

これは考えてみれば当たり前のことなのですが、お恥ずかしながら私は実際に盲導犬を連れている方に会ったことがあるのですが、犬にばかり注目していてユーザーさんに注目していたことはありませんでした。しかも、声をかけたり、なでたりしてはいけないということは知っていたのですが、見てもダメということは知りませんでしたので、触っちゃダメならせめて・・・と、「お疲れ様、えらいね、がんばってね!」のラブラブビームを盲導犬に向けて思いっきり発射していたことも深く深く反省しました。

盲導犬と一緒ではなくても白い杖をついた目の不自由な方に会うことはたまにあります。そんなときは「大丈夫かな。」と周りの様子をちょっと気にはしますが、声をかけたりするのは大きなお世話なのかな、と思ったりして私は実際には積極的に声をかけたことは今までありませんでした。でも、目の不自由な方を見かけたら盲導犬を連れている人でも、白い杖をついて一人で歩いている人でも注意して見てあげて「何かお手伝いできることはありませんか」と一言声をかけてあげてください、とその講師の方がおっしゃっていました。そういう風に声をかけるのは大きなお世話などではなく「誰か気にかけてくれる人がいる」と、とても心強いものなのだそうです。

いくら盲導犬を連れているとは言え、完璧ということはありません。もし困ったことがあれば犬が解決してくれるわけではありません。やはり一番頼りになるのは目の見える人間なのです。これからは積極的にお手伝いしていこうと思いました。(なんか、小学生の感想文みたいになっちゃいましたが・・・。)

<盲導犬の現状>

現在視覚障害者の方は日本に40万人ほどいるそうですが、そのうち盲導犬使用者はたったの980人ほどだそうです。まだまだ盲導犬の数が足りないのが現状です。盲導犬の育成には一頭につき200万〜300万円かかるそうですが、盲導犬の育成は寄付によりまかなっています。その他、盲導犬の候補生を1歳まで愛情深く育てる『パピーウォーカー』や、盲導犬を引退後の犬をペットとしてその老後の面倒を見るボランティアなどもあります。何か少しでもできることを見つけて、今後の更なる盲導犬の活躍を応援したいと思います。

詳しくはこちら

長くなりましたが、最後に盲導犬関連の本をご紹介します。

何度読んでも号泣間違いなしです。 『ベルナのしっぽ』

これはずっと前に買ったものですが、最近映画化されて今公開中なので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、犬嫌いだった盲導犬ユーザーの郡司さんと盲導犬のベルナの熱い絆の実話です。私はこれしか持ってないのですが、シリーズ化して何冊か別の本も出ています。大好きな本で、何度も何度も読んでいるのですが、読むたびに号泣しています。興味のある方は是非一度読んでみてください。


その他おかあはんの独り言はこちらから>>

コメント

1. 名前:おかあはん - 2006/11/17 20:13
クロッシュの育てのママ♪さん: わぁ〜!!感激のあまり鳥肌がたっちゃいました!!こちらこそ、ご訪問&コメントありがとうございます!!クロッシュちゃん、「まだ研修生?」っていうぐらいほんっとうに終始おりこうさんで、いろんな課題をこなして立派にデモンストレーションしてました。でも途中、講師の方が「盲導犬の訓練は犬が興味のあるボール遊びなどから始めます」ってボールを手に取ったとたん目がキラ〜ン☆となってはしゃいで遊ぼうとするような無邪気なところもあって、ほんっとうに可愛らしかったです!こんなに頑張ってくれてるのだから、人間ももっとしっかりしないとな!と、私自身も勇気付けられました。私も何かこれから盲導犬の育成にお手伝いができたら、と思ってます。クロッシュちゃんのパピーウォーカーお疲れ様でした。私からもクロッシュちゃんを始め、多くの盲導犬の今後の活躍を応援したいと思います。もっと近くで写真を撮りたかったのですが、立派に「お仕事中」だったので、こちらがあまりデレデレするわけにもいかず・・・こんな遠くからで、しかもブレブレの写真ですいません。でもクロッシュちゃんの育てのママさんにご覧いただけて、喜んでいただけてこちらこそ本当に嬉しいです。コメントくださって本当にありがとうございました!
2. 名前:クロッシュの育てのママ♪ - 2006/11/17 18:17
こんにちは!?始めまして突然のコメントすみません↓ 私はクロッシュのパピーウォーカーをやってた者です♪ 今日なんとなく『クロッシュの事ネットとかに載ってるかなぁ〜まさかなぁ〜』と思いつつ検索してたら載ってて本当にビックリしました!施設に帰してから1度会ったきりで1年会ってないので元気にしているのかすごく心配してましたが元気そうな姿が見れて本当に安心しました。あいかわらずキャぴってて本当に親ばかですが可愛いなと思いました。私自身すごく元気ずけられました。 これからも私は盲導犬のボラティアを手伝っていきたいと思うので、みなさんも応援してあげてください。本当にクロッシュの事記事にしていただき感謝しています!!!!ありがとうございました♪
3. 名前:おかあはん - 2006/11/02 10:19
ヒロさん: そういう風に思っていただけると嬉しいです! そうなんですよね、明らかに困っていそうなら声をかけやすいと思うのですが、普通に歩いておられるときに声をかけるのって逆に失礼かなぁ、なんて思っていました。でも、自分に置き換えて考えてみると、確かに周りの状況が何も分からないところをひとりで歩くのって、どんなに慣れていてもやっぱり怖いと思うんですよね。だから、私もこれからはほんのちょっと、勇気を出して行動に移したいと思います。
4. 名前:おかあはん - 2006/11/02 10:13
パンダさん: さすがはパンダさん!ベルナはご存知でしたか。しかも個人会員になられてるのですね!さすがやわぁ〜。そーそ、パンダ王国はゴル・ラブの宝庫ですもんね。いつかパンダさんちでムツゴロウごっこをしてみたいという密かな野望を持っているおかあはんです(笑)盲導犬だけじゃなくて、介助犬や救助犬の仕事もあるもんね〜。犬好きの人はそんな働く犬のことを悪く言う人なんて誰もいないと思いますが、世の中には犬嫌いの人もいますからね。そういう人たちに「盲導犬はペットとは違う」っていうことをもっと知ってもらって、もっと多くの人に理解が得られたらなぁ、と思います。人間も犬に負けないでもっと頑張って人助けをしないと!と反省もさせられます。 文太は・・・まぁ、毎日私たち家族のことを癒してくれてる、という大仕事(?)をしてるからまぁえっか〜。アホでも(T▽T)
5. 名前:おかあはん - 2006/11/02 10:02
あーすけさん: オフ会はお疲れ様でした!こちらこそお会いできて本当に嬉しかったです。失礼なんて全くありませんよ〜!こちらも負けずに興奮してましたので(笑) あーすけさん一家は遠いところをわざわざお越しいただいたので、最後の方に少しでもお話できる時間があってよかったです! また是非!・・・とはなかなかいいにくい距離ですが、何かのついででこちらに来られることがあれば是非是非ご連絡くださいね♪ 盲導犬って、もう尊敬しちゃいますね。人間の私にももっと何かできるはず、っていう勇気をもらいました。
6. 名前:ヒロ - 2006/11/02 00:39
あぁ・・・ 読んでいて 自分も間違った対応をしていたなぁ。 と感じさせられました・・・。 目に障害を持った方々に対して 優しく声を掛けることって 簡単なようでなかなか出来ないですよね。 自分もこれからはほんの少しの勇気を持って 接してみたいなぁ・・・。
7. 名前:パンダ - 2006/11/02 00:30
おかあはん、パンダも『ベルナ』は愛読本よ。というか、フレンチに限らず〜犬の本集めが好きだからね・・・特に盲導犬もそのジャンルの1つ。パンダは勉強不足なので、あれやこれや語れないのですが(^_^;)富士山の近くに出来たセンターには、いずれ行きたいと思ってます。この前も個人会員になってるので、案内状を頂いたんですがね〜行けなかったの。本当に頑張ってる盲導犬たちをこの目で見るため、いつかは行くつもりです。そーそ、ご存知我が一族はゴル・ラブの宝庫(宝庫か??笑)誰も適正はされないけど(T▽T)/みんな性格が違って、イエローのえびすが1番盲導犬向きって感じ。黒ラブのレブは介助犬とかレスキューに向いてるかな?物を運ぶのが上手いし、力持ちだから〜♪え?マグ??ヴァル?モカ??彼・彼女たちは・・・えっとぉ(^▽^;)家庭犬向きやわ♪そんな我が家の家族、結局誰も・・・無理。笑)いろんな人に、もっともっと盲導犬や人間の為に働いてくれてるわんこを知ってもらいたいね!!
8. 名前:あーすけ - 2006/11/01 22:38
先日はお疲れ様でした。でも、lucy以上にブヒブヒしてしまったかもと反省しきりの私です。とっても楽しかったんです。あー生文太くん、おとうはん、おかあはんに会えてよかったです。あまりの興奮で失礼があったかもしれません。すみません。今日の盲導犬のお話ですが、本当にエライですね。息子のお供で盲導犬協会にお邪魔することがありましたが、親の私たちが恥ずかしくなるほど、あちらはお利口さんでした。こちらも遺伝でしょうか?益々お恥ずかしい・・・

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